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東吉嶼灯台

東吉嶼灯台

東吉嶼灯台は澎湖県望安郷東吉嶼北方の崖に位置します。東吉嶼の面積は1.7712平方キロで、望安島から東南方に12.2カイリ離れた場所に位置し、西吉嶼とは2.7カイリの距離です。付近の海域の流れが速いことから、「急」と「吉」の発音が同じであるため、東方の島嶼は「東吉」、西方の島嶼は「西吉」となりました。東吉嶼は澎湖列島の中で台湾本島との距離が最も近く、かつては繁栄を極めました。しかし漁業資源が次第に枯渇し、島の人口も減って、現在は島に残る紅瓦の洋館のみが当時の繁栄を物語っています。

東吉嶼灯台は元々は白い円柱の鉄塔でしたが、黒と白の縞模様の円形コンクリートに建て替えられました。高さは24.4メートルです。上部の三等回転式レンズの白熱灯油灯は12秒毎に発光し、その光度は20万カンデラで、照らせる距離は21.5浬です。ここは日本統治時代に澎湖列島で建てられた二番目の灯台です。

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