大義宮は文衡聖君(関帝)が祀られています。竹湾村には文衡聖君の通力にまつわる物語がいくつも伝えられており、住民たちは尊敬の念を抱いています。清仏戦争の際、フランス軍は猛烈な砲火を澎湖に浴びせましたが、その時、文衡聖君が現れ、竹湾地区の住民を守るため、足で大砲を蹴ったと言われています。竹湾村の人々は文衡聖君のおかげで戦火を逃れることができたのです。
このほか、大義宮の地下室には巨大な咾咕石で建てられた地下洞窟があります。ここは竜宮城とも呼ばれ、鯨の骨や貝などが珍蔵されています。内部には10数匹のウミガメが泳ぐ池もあり、観光客必見のスポットです。
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