ここは「四穴井」または「四孔井」とも呼ばれ、馬公鎮中央街の北端、通称「上街」に位置します。この井戸が設けられた年代ははっきりとしませんが、中央街は澎湖で最も古い町にあることから、この井戸も元国時代に設けられたのではないかと推測されています。井戸の深さは約3メートルで、直径は2メートル。石の板で蓋をされており、四つの円形の給水口という独特な構造をもつため、この名前が付けられました。四穴井は日照りの時でも涸れることがなく、良質な飲料水を供していました。水道施設が整えられてからは、洗い物用として用いられています。
関連情報
住所 | 中央街の乾益堂薬膳卵屋前 |
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