澎湖県政府が2003年に第一回目を開催して以降、「澎湖海上花火節」は今年で十年目となりました。菊島(澎湖諸島の別名)の夏の夜空を彩る、人々が待望する光り輝く光景は、夏に澎湖を訪れる観光客の一番のお目当てとなっています。
澎湖旅行と言えば、船に乗って離島を訪れるほか、地理的区分に基づいて一般的なコースが4つあります。「馬公市街の旅」、「湖西の旅」、「南回りの旅」、「北回りの旅」です。これらコースは自然風景や人文風情がそれぞれ異なるため、遊び方も異なります。もし人混みをさけ、静かな時間を過ごしたいという方は「湖西」ルートをオススメします。ここは馬公市街から比較的近いにも関わらず、澎湖の田園風景や波の音を楽しめるコースです。
澎湖湖西ルートを選んだ方は県道204号線に沿って順に各景観スポットを回ることができます。隘門ビーチを起点とし、延々と続く静かなビーチをのんびりと歩きましょう。波打ち際で足を濡らせば静かなビーチを満喫できます。次に、道路沿いを進み、林投公園、尖山発電所イラスト煙突、裡正角ビーチ、龍門鼓浪、菓葉灰窯場などのスポットを回り、昼は湖西村で食事をしましょう。ランチの後は少し休憩し、再び南寮村へ伝統家屋を眺めに行きましょう。ここでは澎湖の先民たちが(石老)(石古)石で築いた家屋を眺めることができ、彼らの知恵を垣間見ることができます。次に北寮奎壁山の波間を通り抜け、赤嶼に向かってゆっくりと潮間帯を歩きましょう(潮の満ち引きに合わせてください)。夕暮れ前には観光客をあまり見かけない青螺ビーチへ。近くでは地元の人たちがウインドサーフィンやヨットに乗って波を追う姿が見られます。また、遠くの海上には中屯風車も見えます。海に落ちる夕陽とともに感動的な光景を織りなしています。
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