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2020澎湖国際海湾ライトフェスティバル メインイルミネーションが国際的デザイン大賞を受賞!
109-10-28 資訊組 451
「2020澎湖国際海湾ライトフェスティバル」は2020年9月12日の開幕以来、延べ6万人以上の来場者を集め、数々のすばらしい芸術作品が展示され、芸術家達の独創性により、澎湖の特色ある文化を表現しています。展示エリアは、メインイルミネーションエリアとアートイルミネーションエリアに分かれ、メインイルミネーションについては世界のデザイン業界で国際的な評価と影響力を持つIAA(International Award Association)インターナショナルアワードアソシエーションより太平洋標準時10月8日午前9時、傘下のMUSE Creative Awards(ミューズクリエイティブアワード)グローバル受賞リスト「アート展示イベント/Art Event」部門に於いて金賞を受賞しました。

IAAの全世界向けプレスリリースによりますと、今年度出品された作品は世界57カ国から合計4,918件にのぼり、アート展示イベント部門の受賞内訳は、プラチナ賞が4件(トルコ1件、アメリカ3件)、金賞が7件(台湾1件、カナダ1件、香港1件、アメリカ4件)、銀賞が7件(アメリカ7件)となりました。今年度は新型コロナウイルスの影響で、大規模な展示イベントの開催は困難となっており、本アワードに出品した国々は国際審査チームの厳しい審査をクリアしなければなりませんでした。MUSE Creative Awardは、国際的デザインの重要な文化表彰の指標として知られており、このアワードはクリエイティブデザインと文化の融合を主目的とした優れたデザイン作品を発掘し、全世界に展開し表彰しています。今年の澎湖国際海湾ライトフェスティバルのメインイルミネーションは、「海島パラダイス」をテーマに、ライトフェスティバルの背景にある観光、経済、現地文化や海洋資源保護などの目的と共に、一般的なアート展示に留まらず、澎湖を照らすライトフェスティバルは2020年に台湾で唯一、部門出品され受賞された名誉ある記録として、国際舞台で表彰されたのです。

今年のメインイルミネーションは、国際的なデザイン賞を多数受賞している著名な芸術家、彭力真氏をキュレーターとして招き、更に彼女のプロフェッショナルチームのメンバーによって展示エリアの企画がなされ、元は寂れた古い軍港が澎湖の秋のシーズンを飾る島の楽園となりました。メインイルミネーションは澎湖に伝わる人魚伝説をテーマに古い軍港の地形を融合させ、潮の満ち引きを克服して海面のダンスを展示、金龍頭港の古い地形を再現して活かすことで、どの角度から見ても美しい天然の風景を生み出し、様々な機材を使用して海島パラダイスの素晴らしさを表現しました。

またアートイルミネーションは各種テクノロジーを駆使してSNS映えするライト装飾を施し、レトロ風な外観から中に入ると、蒸気帆船「菊島ファンタジックアドベンチャー」は年齢問わず全ての人の注目を集め、また観客が叩くドラムに合わせて反応する「OCTOPODA」、現地澎湖の亀祭りにちなんだ「運を呼ぶ亀」など、多彩な手法で海底世界を創造し、この海島パラダイスに一歩踏み入れば、鮮やかな海底の花園で魚たちと遊ぶことができます。花園に包まれながら日々の辛さを忘れさせてくれる「悩み事を忘れる花園」、海中のダイバーと同じ目線で魚に囲まれる体験ができる「魚魚悠悠(ユーユーヨーヨー)」など、どれもデザイナーの工夫により親子で楽しめるものとなっています。

「2020澎湖国際海湾ライトフェスティバル」イベントは、夜間のライトアップ展示だけでなく、期間中の毎週土曜日の午後に、「澎湖、再発見」と題した文化芸術セミナーと島の文化を学ぶツアーイベントが開催され、遠くから訪れる観光客に澎湖ならではの文化をお楽しみいただけます。また現地の文化芸術イベントや島のセミナーに参加することで、澎湖の歴史的、文化的背景を理解でき澎湖の独特な歴史を学ぶことができるでしょう。
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