新しい目玉観光スポット—「澎湖ビジターセンター」が豪華リニューアルオープン
111-04-01
資訊組
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澎湖全体の観光イメージを高め、澎湖旅行の新目玉となる新たなランドマーク施設を創出すべく、澎湖国家風景区管理処(以下「澎湖管理処」)は「澎湖ビジターセンター」の再設計および改装を実施。施工が完了した同センターは、3月30日にリニューアルオープンを迎え、100名にも及ぶ各界の来賓と地元住民も参加した、除幕式が簡素ながらも厳かに執り行われました。澎湖の観光シーズンには、より多多様性のある観光情報と、訪問客のニーズに一層寄り添った観光案内を提供することで、澎湖を楽しむための最初で最高の目的地となることが期待されます。
澎湖管理処の許宗民処長によると、澎湖の観光案内と情報サービス体制において重要な地位を占める「澎湖ビジターセンター」は、設立からすでに22年以上が経ち、レジャーとサービスの質を重んじる傾向が高まるにつれ、内部の展示とサービス機能が現在の使用ニーズに十分に対応できなくなっていたといいます。そこで、オシャレにレジャーを過ごすという観光トレンドに合った、澎湖全体の観光サービスの価値向上、そして憧憬やブームの対象となるような感動的な旅の創出を図るべく、澎湖管理処は同センターの改装に着手したというわけです。こうしてリニューアルを経た「澎湖ビジターセンター」は、地域に根ざした小規模の博物館芸術パークとして旅人を迎え、今日から再び、澎湖でエネルギーチャージをする上で最も重要となる観光の出発地点として、澎湖のありのままの美しい島の風情と、詳細で的確な観光情報を、澎湖に到着したばかりの観光客の皆様にお届けします。
リニューアルした「澎湖ビジターセンター」は、博物館としての機能と人に寄り添った設計という新たなコンセプトを掲げ、本土の芸術、生活文化、憩いとレジャーなどの新しい視点を融合させ、同時に観光資源の見所も紹介しています。館内には、サービスコーナー、休憩コーナー、伝統グルメ紹介コーナー、四季のイベントコーナー、景観の見所コーナー、お土産展示コーナー、海島文化体験コーナーなどが整備されているほか、澎湖の生活文化や集落の風景をリアルに再現した模型や、設備の整った斬新なマルチメディア視聴室なども用意され、ゆったりとしたくつろぎのリゾートムードを演出してくれます。今後も、視覚と聴覚を楽しませてくれる、快適で臨場感のある豊富な体験もご提供できるようになるほか、進化した多機能なサービスや、多彩で豊富な観光イベント情報で訪問客のニーズにマルチに応えながら、澎湖の新ランドマークとして、観光サービスの新たな展望を切り拓きます。
また、同センターのコンテンツの充実を図ると同時に、澎湖の多様な風情と芸術の美を見学者に伝え、新たな視点で海に親しみ、芸術作品が描く想像の世界を心でじっくり感じてもらえるよう、澎湖管理処は同センターに芸術作品の常時展示スペースを設けています。オープンに合わせて開催される初回展示は、「夢幻海洋-逢虎澎福」(幻想的な海-寅年の澎湖に福来る)をテーマに、世界的に有名な芸術家の洪易氏と、県下のアーティストに出展を依頼。アーティスト特有の創作アイデアと楽しさいっぱいの表現を通して、澎湖という素晴らしい環境に、海洋文化と人々の暮らしに関する芸術展示の場を構築し、想像力と喜びに満ちた生活美学を介して、澎湖の宝である海洋生態環境と文化芸術をより多くの方々に広めることを目指しています。同特別展は即日より6月30日まで3か月間にわたっての開催予定となっています。ぜひ皆様おそろいで、この土地に刻まれた記憶に触れてみてください。
「澎湖ビジターセンター」は即日より、毎日午前8時から午後5時半までの営業となります。また、新型コロナウイルス感染予防対策として、入館時の実名登録と額検温、マスクの常時着用、見学中のソーシャルディスタンス確保にご協力ください。館内は飲食禁止です。