秋冬に澎湖で何をして遊ぶ？澎湖の秋冬旅行で多くの人がまずこの疑問を思いつくでしょう。秋の訪れとともに、澎湖では東北の季節風が吹き始め、波が岸辺に打ちつけて塩霧を形成します。澎湖の人たちはこれを「鹹水煙」と呼んでいます。この特殊な自然現象は澎湖の生活と文化に大きな影響を与え、厳しい環境であっても、澎湖の人たちはこの土地でくじけることなくたくましく成長します。

このような不屈の精神を表現するため、交通部観光署澎湖国家風景区管理処（以下、澎管処）は、「2024澎湖鹹水煙アートフェスティバル」を計画しました。イベントでは芸術作品の展示とランドアートを融合させ、澎湖住民の生活態度や信仰文化を表現し、台湾地区の皆さんに澎湖の生命力と精神を感じていただきます。

「2024澎湖鹹水煙アートフェスティバル」の見どころ：

• 10月12日 18:00～19:00 隘門ビーチ-鹹水の火花：鹹水の火花は、「即将成真火舞団」によるパフォーマンスです。即将成真火舞団は、2024年に台湾ランタンフェスティバルに招待され、台南でパフォーマンスを披露し、さらに招待を受けて日本の「上野台湾フェスティバル」でもパフォーマンスを披露しました。今回の澎湖でのパフォーマンスはショーのみならず、火舞団の仲間たちが隘門ビーチで炎のダンスを踊り、澎湖の秋冬の始まりを飾る光を描き出し、夜を迎える海岸線を照らします。また、炎一本一本が鹹水煙のイメージを描き出し、希望と光を表現して、「鹹水の火花」を灯します。そのほか、イベント当日にはミニマルシェや屋台が出店します。大人から子供まで一緒に貴重な炎のダンスの盛大なパフォーマンスを楽しみましょう。
   
• 10月19日 19:00～20:00 隘門ビーチ-わき立つ波と弦楽の音色：音楽家・張正傑氏率いる弦外之音チームが、初秋の月の光の下で演奏します。さらに、ソプラノ、テノール、バリトンの歌声とともに、わき立つ波と弦楽器で豊かな澎湖のムードのメロディを奏で、自然のビーチオペラハウスを生み出します。そのほか、イベント当日はミニマルシェや屋台が出店します。ぜひ一緒にロマンティックで心癒されるコンサートを満喫しましょう。
   
• 10月20日 14:00～15:00、16:00～17:00 西台古堡-群島の美声（有料）：音楽家・張正傑氏のコンサートが西台古堡で開催されます。古城のこだまで、魂が震える美しい音色が群島に響き渡ります。チェリストの張正傑氏と斉天大聖・朱陸豪氏の二人の巨匠が西台古堡で出会う時、一体どんな化学反応が起きるのか。この中華と西洋の芸術作品の融合は、視覚と聴覚のまたとない饗宴です。古城コンサートの詳細が気になる方は、ぜひチケットを購入してステージをお楽しみください。チケット発売日や購入方法の詳細は、澎管処公式サイトをチェックしてください。
   
• 10月26日 13:00～13:30 大菓葉玄武岩-何暁玫舞団によるフラッシュモブ：何暁玫舞団が大菓葉にてダンスパフォーマンスを披露します。壮大な自然の風景の中で、ダンサーたちが華麗に舞い、澎湖の人々の精神を表現します。
   
• 10月26日 14:10～14:40 二崁古厝芝生広場-何暁玫舞団フラッシュモブ：続いて、何暁玫舞団が二崁古厝芝生広場でダンスパフォーマンスを披露します。澎湖の歴史ある文化建築の前で、ダンサーたちが軽やかに舞い、時代の垣根を超えた斬新なアートの融合を表現します。
   
• 10月26日 16:30～18:00 観音亭-鹹水のダンスの波：何暁玫舞団は2023年にアメリカのカリフォルニア州フリーモントでダンスを披露し、さらに、2024台湾ランタンフェスティバルの招待を受けて台南でパフォーマンスを披露しました。また、台湾各地で3年に渡って「默島進行曲」を行っています。今回、何暁玫舞団が澎湖を訪れ、観音亭でかつての廟前広場、迎神出巡の文化体験劇場を披露すると同時に、澎湖の伝統文化を取り入れ、澎湖の時代を超えたダンスの盛宴を表現します。さらに、「踏跤歩」は重要な文化的意味を持ち、跤步を通じて伝統芸術のパフォーマーたちが長い年月をかけて練り上げた身ぶりやステップを理解します。皆さんもぜひ会場に足を運んで参加し、リラックスしてこの文化を理解しながら、ともに澎湖人の「跤歩」を踏み出しましょう。最後に、みなさんの「跤歩」の中でアートフェスティバルをしめくくり、澎湖の観光と芸術文化が新たな幕を開けます。

そのほか、観音亭と西台古堡の芸術文化イベントのスタート前に、澎湖についてより深く知りたい方々が探索できる機会を増やすため、澎管処ではガイドイベントを設けました。興味がある方は澎管処のFacebookページをチェックして、イベントの詳細をご確認ください。