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澎湖風を追うミュージックフェスティバル-光環境デザインが再び世界で高い評価を獲得
112-04-20 資訊組 252
交通部観光局澎湖国家風景区管理処には最近吉報が相次いでいます。まず、2022年に制作した澎湖観光エリアプロモーション動画が、米国IAA(International Awards Associate)が開催するMUSE Creative Awardsで3つの賞(「動画/旅行」部門および「動画/ライフスタイル」部門で金賞2つと銀賞1つ)を初めて受賞しました。そして「2022澎湖風を追うミュージックフェスティバル」全体を美しく飾った光環境デザインにも再び良い知らせが舞い込んできました。なんと、昨年獲得した米国IAA主催のTITAN Property Awardsランドスケープデザイン(新)-ランドスケープクリエイティブ部門の金賞に続き、今年は米国MUSE Design Awardsコンセプトデザイン-展示およびイベント部門における最高の栄誉、「プラチナ賞」を獲得。澎湖県はまたもや世界の檜舞台に躍り出たのです!

デザインチーム(CoSquare Studio)は澎湖の夜空をキャンバスに見立て、岩に打ち寄せる波の音をバックに、色とりどりのネオンチューブで様々なカーブを描きながら光と影の絶妙なバランスを作り出し、銀河にきらめく数々の星と共鳴し合う、明るく美しい夜を演出しました。澎湖風を追うミュージックフェスティバルの音楽と風と光が一体となって、煌びやかで幻想的な音楽の宴を繰り広げ、カラフルなネオンの下で形の異なる様々なものが一つになり、澎湖の文化や芸術と美しく溶け合ったのです。デザインチームはまた、様々な意味が込められた数多くの光ラインアートを制作しました。例えばタコの形の作品は、澎湖の人々の間で行われている伝統的なイベント「夜照章魚」を連想することでしょう。そして、たくさんの魚が海の中で群れを成して泳いでいる「魚魚共舞」という作品は、ライトの光がまるで大海に煌めく美しい波の間に反射する日の光のように明く輝き、魚たちが集まって泳ぐ姿には、一丸となって外部からの侵入を防ぐという意味が込められています。地元の題材と光を巧みに融合させて旅行客たちに澎湖をより深く知ってもらうとともに、アートを通して人と地元の文化と自然との繋がりを表現しているのです。

2022澎湖風を追うミュージックフェスティバルでは澎湖の特色のひとつである「海の風」をイベントの魅力として打ち出してミュージックフェスティバルとイルミネーションアートを東北季節風に結び付けています。それまで開催されていたライトフェスティバルを「風」・「光」・「音楽」および「物語」を一つに融合させた全く新しい形のイベントに生まれ変わらせることで、県外からは大勢の旅行客が訪れ、多くの人が澎湖ならではの文化や自然に親しみました。この時デザインチームは澎湖の有名観光スポットである観音亭海浜公園を中心に全エリアの光環境を一つにまとめ上げるという初の試みに取り組み、強い海風が吹くという厳しい環境条件を克服して、非常に風情のある「ロマンティックな光環境」を完成させ、初開催にして海外からの高い評価を獲得。今年のイベントに対する期待も高まっています。2023年の澎湖風を追うミュージックフェスティバルは8月19日に開幕予定です。今年の音楽とイルミネーションはいったいどんな素晴らしい相乗効果を見せてくれるのでしょうか?それは来てのお楽しみです。ぜひ現地に足を運び、一緒に盛り上がりましょう。この秋最もChillなミュージックビッグイベント「澎湖風を追うミュージックフェスティバル」をぜひお見逃しなく!皆様と澎湖観音亭レクリエーションエリアでお会いできることを楽しみにしています!
 
この度の受賞に関する海外での報道は米国MUSE Design Awardsの公式サイトをご覧ください。
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