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第3回菊島澎湖海洋横断マラソンの号砲が鳴る-約3000人のランナーが風を受けて「世界で最も美しい湾」を舞台にしたコースへ!
108-11-05 資訊組 819
中華民国交通省観光局澎湖国家風景区管理処は、澎湖地域の秋・冬期におけるスポーツツーリズムの推進活動として、2019年11月3日午前6時30分より、西嶼西台観光案内所前広場において、第3回「2019菊島澎湖海洋横断マラソン」を開催しました。本年のテーマは、「風の彼方へ-Beyond The Wind」とし、ランナーの「澎湖の強風に恐れず走る」気持ちに応えています。澎湖の絶景、特色ある田舎町の風情、グルメおよび厚い人情を世界に向けて発信することにより、台湾内外からさらに多くの観光客が澎湖を訪れ、台湾の知名度が向上することを期待しています。
 
空がわずかに白み始めた頃、北東モンスーンがいつもと変わらず吹き付けていましたが、ランナーらの熱気が冷めることはなく、西嶼西台観光案内所には早朝から多くのランナーが詰めかけ、ともに風を切ることを誓い合っていました。その中には家族揃っての参加者や友達が集まっての参加者も多く見受けられました。現場では澎湖の住民たちが熱い声援を送り、世界各地から参加した昨年比7%増の合計3,229名(内訳は、台湾地区外の20か国から300名、台湾本島から1,775名、地元澎湖から1,154名。)のランナーとともに本大会を盛り上げました。澎湖の秋・冬期の観光客延べ数は、速報値によると、9月から10月末において昨年同期比14.96%増となっており、12月末までに過去最高を記録するものと見込まれています。澎湖の風景は、言葉に表す必要のないほど明らかに魅力的で多様であり、ランナーが自らの両足で島の田舎町の風情を探索するに値するだけでなく、地域観光のイノベーション、アイデアおよびビジネスをもたらしてくれます。台湾および世界のランナーに澎湖の美しさを大いに体験していただけることを願っています。
 
競技は、張景森国立公園担当大臣、周永暉交通省観光局長、許智富澎湖県副知事、許記堯西嶼郷助役、葉竹林馬公市長、許国政馬公市議会議長および許宗民交通省観光局澎湖国家風景区管理処長の各来賓による号砲でスタートを切りました。本大会は、交通省観光局澎湖国家風景区管理処による「オータムフェスティバル」における一連のイベントのクライマックでもあります。本年は、かつて全国中学校・高等学校体育大会において記録を樹立し、自らの限界に挑むスピリットを持つ天才ランナーの雷理莎(Lisa Ries)氏をアンバサダーとして特別招待したほか、歌の道において自分の殻を破り続ける金曲奨最優秀中国語女性歌手賞受賞歌手の艾怡良(Eve Ai)氏を今回の追風コンサートの大トリ歌手として招きました。
 
本大会はすでに3回目を迎え、そのコースは国際陸上競技連盟(IAAF)および国際マラソン・ディスタンスレース協会(AIMS)の公認を受けています。本年の競技も台湾地区の離島で開催される折り返しのない「片道コース」で行われました。コース途中18か所の特色あるエイドステーションではご当地グルメが振る舞われ、ランナーに「食べ足りずに完走するのが惜しい」と思わせたほどでした。また、創意を凝らした21組のチアリーディングチームがコースの雰囲気を盛り上げました。競技終了後には追風マーケットおよび『星』光コンサートが催され、ランナーらが一丸となって澎湖を大いににぎわせ、ランナーは両足だけでなく、体全体で澎湖の田舎町の風光明美な海の景色を堪能しました。
 
許宗民澎湖国家風景区管理処長は、本大会について次のように述べています。「『2019菊島澎湖海洋横断マラソン』は、澎湖オータムフェスティバルの最後を飾るイベントです。本年で3回目を迎え、高い評価を受けており、コース設計、テーマ設定、賞品企画のいずれも入念に練られています。本年は『環境サステナビリティ』の理念をさらに重視して大会準備を行い、参加者に配布されたシャツ・ウィンドブレーカーやカップについてもサステナビリティの精神を貫きました。『菊島澎湖海洋横断マラソン』を国際的な人気を集める台湾のマラソン大会とし、毎年開催される定番の国際イベントに育ててまいります。」
 
本年の「菊島澎湖海洋横断マラソン」は、ランナーがコースの途中に待ち受ける強い北東モンスーンに逆らって「風の彼方へ-Beyond The Wind」走り、自分に挑んで海上ランナーへと成長するだけでなく、リラックスした気持ちで目の前に広がる青い海と空を感じ取ることができました。折り返しのない片道コースであり、台湾地区で最も古い灯台「漁翁島灯台」、壮大な「大菓葉玄武岩」、「二崁伝統集落」、「牛心山」、「澎湖跨海大橋」など、ランナーはさまざまな名勝を通過するコースを走りながら澎湖の海の風景を次々と目の当たりにし、いつものマラソンとは異なる体験をしました。
 
第3回菊島澎湖海洋横断マラソンの賞金総額は9万元であり、競技終了後、42.km(フルマラソン)、21km、5kmおよび駅伝の各部門の成績優秀者に賞金が贈られました。各部門の優勝者および優勝タイムは、それぞれ、男子フルマラソン部門が日本人の宮崎忠勝さん(2時間58分7秒)、女子フルマラソン部門がCheung Hoi Wah Sarahさん(3時間41分38秒)、男子21km部門が洪琳鴻さん(1時間25分2秒)、女子21km部門が雷理莎さん(1時間37分13秒)でした。また、駅伝部門上位5組にはトロフィーが、5km部門上位3名には主催者からの素晴らしい商品が贈呈されました。
 
本大会は、競技そのものだけでなく、競技に付随する各種サービスの面においても一層の充実が図られました。ランナーが安心して競技に集中できるよう、初めて医療知識と豊富な競技参加経験を兼ね備える「メディカル鉄人」チームに伴走していただきました。また、新たに開発したランナーリアルタイム追跡アプリを利用することにより、ランナーの家族がランナーの動向を随時把握して緊張感をともにできるようになったと同時に、ランナーがゴール後にこのアプリを通じてただちに成績と順位を確認できるようになりました。競技終了後の追風コンサートでは、金曲奨最優秀中国語女性歌手賞受賞歌手の艾怡良氏に大トリとしておなじみの4曲を熱唱していただき、聴衆とともに2019菊島澎湖海洋横断マラソンを興奮の絶頂へと引き上げました。そして、ランナーたちは翌年の11月1日に相まみえることを約束し、本年のオータムフェスティバルは成功裏に幕を閉じました。
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