交通部の林国顕次長、観光署の陳玉秀署長は11月11日、観光署が主催する第2回「観光スポット賞」授賞式に出席し、澎湖の観光地が鮮やかに輝きました。交通部観光署澎湖国立景観地域管理部が推薦した「七美嶼」が台湾の「十大スポット賞」を受賞したほか、「大菓葉玄武岩」と澎湖県政府が推薦した「員貝嶼」もそろって2026～2027年の「台湾観光スポット100」に選出されました。この成果は澎湖観光の豊かな実力を示すだけでなく、島嶼の風景と豊かな文化が織りなす澎湖の魅力を全国に示し、持続可能な観光に新たな活力と機会をもたらします。

台湾全土の中央省庁、地方自治体、民間公益法人52団体が参加し、合計191の候補地が推薦されて競いました。このイベントは第1段階の全国オンライン投票（延べ1,136,579人が参加）と専門家による書面審査を経て、最終的に30の候補が選ばれました。その後、産業界・行政・学界の専門家20名からなる審査団が夏の盛りに台湾を巡回して現地調査を実施し、最終的に「十大観光スポット」「最優秀国際推薦」「最優秀国内旅行イノベーション」「最優秀人気」など32の賞を選出、同時に2026～2027年の「台湾観光スポット100」リストを発表しました。

澎管部の郭振陵部長は、七美嶼は澎湖群島の最南端に位置し、旧称は「大嶼」で、雄大な自然景観と深い文化的背景で知られていると述べました。さらに歳月に磨かれ、詩情あふれる風景と物語や感情に満ちています。近年、七美はバックパッカーやディープな旅を好む旅人がロマンや癒しを求める秘境となっています。望夫石、龍埕石獅、小台湾、雙心石滬を巡れば、海風のささやきや島の伝説を感じることができます。昼は奇岩と紺碧の海を楽しみ、夜は天の川、月鯉湾ではシュノーケリングでカラフルなサンゴや泳ぐ魚と出会えます。電動自転車で島を一周し、九孔の新鮮な味覚を味わい、ゆったりとしたペースで澎湖南部の離島の純粋な風景を体験。星空と潮の響きが持続可能な観光の感動的な物語をつむぎます。

郭部長はさらに、今回澎湖の複数のスポットが「観光スポット賞」を受賞したことは、澎湖の自然・文化的価値および観光振興の評価であり、澎湖県政府、観光業界、地域住民の長年にわたる協力の賜物であると述べました。特に今回の投票および選考過程においては、七美郷の呂啓俊郷長が率いる七美郷公所チームや地域住民の熱意ある参加と環境持続性への取り組み、ならびに宿泊・ガイド・交通・飲食業者の支援と協力に深く感謝すると述べ、皆が一丸となって七美を最も美しい姿で世界の旅人を迎え、「澎湖の美、島嶼共栄」という観光持続可能ブランドのビジョンをともに創り上げると強調しました。