澎湖国家風景区管理処は、交通部観光局の2017エコツーリズムイヤーをPRするため、7月15日に特別に国立澎湖科技大学の呂政豪教授に委託し、澎湖ビジターセンターが「風景永続サロン講座及び風景小旅行」イベントを実施しました。本イベントでは、澎湖の現在の人気風景地をテーマに、特別に台湾応用地質技師組合の顔一勤理事長、台湾旅行地質学会理事長の李寄嵎博士及び国立高雄師範大学地理学科の斉士崢教授ら専門家を招待し、「澎湖の地史と風景資源」、「風景観測から見えるモーセの海割りの美しさと哀愁」、「澎湖と近隣国家の同類風景区における現地の旅行計画の比較及び今後の発展範囲」及び「風景の観察と解説」などのテーマについて講義しました。参加人数は約100人以上で、聴講者の中には旅行客の他、澎湖現地の観光業従事者、民宿業者、学校教員や地域のボランティアなどが参加しました。講演者による内容は奥深く分かりやすい紹介を通じて、参加した旅行客の方々に澎湖の地質地形の神秘について知ってもらい、生き生きとした解説により、皆さんに環境資源を大切にしてもらうことを期待しました。また、先生方の最新の研究成果と大自然に対する正しい考え方を共有しました。午後は南海ビジターセンターに集合し、船に乗って虎井、桶盤を訪れ、実際の小旅行を体験することで、島の地理の美しい風景の物語を参加した旅行客の方々の心の奥深くに届けました。
 
澎管処の方正光処長は、「今年は国連世界観光機関による『2017開発のための持続可能な観光国際年』であり、交通部観光局も本年を『2017エコツーリズムイヤー』とし、より深い現地での体験イベントを通じて、澎湖観光に多く見られる短時間で大まかに見て回る形の観光から、旅をより意義のあるものにし、現在の旅行形態の革新、さらに、従業員の旅行についての専門知識及び解説技術の教育を浸透させ、また、市民のみなさんの風景保育に対する重視を促進することで、澎湖旅行のサービスの質及び多様性が向上することを期待しています」と述べました。