澎湖の多様なサイクリングネットワークの構築の成果と、エコな乗り物での低炭素観光ツアー強化のため、交通部観光局の澎湖国家風景区管理処（以下、澎管処）が「2024年澎湖自転車アイランドホッピングフェスティバル」の記者会見を開催しました。会見では、「地元の専門家によるサイクリングガイドサービス」、「深掘り探索と旅程デモンストレーションの推進」、そして「澎湖アイランドホッピング101キロサイクリングイベント」など複数のイベントについて一挙にPRが行われました。海風を楽しみ、海の幸を堪能し、共に時速20キロで世界一美しい海岸を訪れるツアーへと、台湾全土のサイクリング愛好家をいざないました。

2024年澎湖自転車アイランドホッピングフェスティバルの一連のイベントでは、「サイクリングガイドサービス」が登場します。まずは春季の3月1日から6月30日までの期間、そして秋季の9月1日から11月30日までの期間となります。イベントでは、サイクリング愛好家の方々は「世界一美しい海岸」と称される海上の真珠をより深く体験していただけます。澎管処と澎湖県自転車協会が協力し、台湾全土でも最高品質の無料サイクリングガイドサービスをリリースしました。サイクリング愛好家、またはサイクリングチームは、5人以上で参加することができ、7日前までに申し込みフォームで予約を行います。サイクリングガイドに案内してもらうことで、より深く澎湖について知ることができます。同時に、澎湖観光自転車レンタルステーションを指導し、南海観光案内所で21段変速自転車30台と、電動アシスト自転車2台をレンタル提供しています。これによりサイクリング愛好家の方々の自転車の乗車とレンタル率が向上しています。

第二弾のハイライトイベントは、2024年世界自転車デーのサイクリングアイランドイベントに合わせ、特別に「菊島涼夏サイクリング」のイベントを企画しました。参加者は、湖西郷の海辺のサイクリングロードを走り、心地よい海風に吹かれ、空のコヒバリのさえずりに耳を澄ませ、果てしなく広がる青い空と白い雲を眺め、そして真っ白な砂浜を楽しむことができます。同時に、澎湖の尖山発電所の生態環境教育を見学し、環境・エコロジーへの配慮と共生の実践をアピールします。参加するサイクリング愛好家の方々が澎湖でサイクリングの時間を楽しむことができるようになっています。

最後のイベントは9月22日の「澎湖アイランドホッピング101キロサイクリングイベント」です。イベントは自分自身に挑戦する101キロチャレンジ部門と、家族で楽しむ22キロレクリエーション部門に分かれています。途中、知名の観光名所である嵵裡ビーチ、鎖港サイクリングステーション、北寮のモーゼの海割り、海峡大橋、漁翁島灯台などを通過します。車道周辺は豊富かつ非凡な人文と自然の景観が組み合わさっており、サイクリング愛好家の方々は車道の補給ステーションで、澎湖の黒糖ケーキやクラッカーなどの特産品を楽しむことができます。終点では、高級なスギと新鮮な牡蠣を煮込んだ美味しい海鮮粥、イカ団子、エビチヂミ、そしてキビナゴなど、豊富な種類の澎湖のグルメ料理が提供され、全てのサイクリング愛好家が心ゆくまで楽しめるものとなっています。

イベントでの完走者には、限定品の「夢幻鯧龍海鮮ギフトセット」が贈られます。内容は、海の中でもレアな幻の宝石と称される「ツチホゼリ」と、きめ細かく柔らかな口当たりの「マルコバン」がそれぞれ1尾ずつ入っており、さらに澎湖の新興スター魚種である「アカマダラハダ」のカマも入っています。すべては「澎湖優鮮」の認証のあるものから厳選され、優良水産品産地の認証も取得しています。台湾全土のサイクリング愛好家の皆様、澎湖へぜひお越しください。アイランドホッピングの冒険を楽しみ、海風を感じ、海の幸をご堪能ください。

イベントに招待されたアンバサダーの陳妤（Chen Yu）は「澎湖を自転車で走る際には、非常に美しい海岸線の景色も共に楽しめ、またいかにも古めかしい閩南式集落に入り込んでは、うっかりと世界レベルの玄武岩柱状節理の美しい景色に出会ったりもします。時間があれば、自転車を持参して船に乗り、「アイランドホッピング」体験をすることもできます。澎湖のサイクリングツアーはどこも驚きに満ちており、忘れられない思い出となることでしょう。」と語りました。

澎管処の洪志光処長もまた「私たちは喜んで皆さんの来訪を歓迎します。どうぞ皆様ご一緒に、この数か月にわたる盛大なサイクリングフェスティバルにご参加ください。「2024年澎湖自転車アイランドホッピングフェスティバル」は、一連の自転車イベントを通じて11月末まで盛り上がりを見せます。どうぞ皆様お誘い合わせの上、澎湖自転車アイランドホッピングツアーにお越しください。時速20キロで菊島の独特の魅力を体験し、楽しみましょう。」と台湾全土のサイクリング愛好家の方々に呼びかけました。